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2月28日能代で最終講義を拝聴2024.02.29 Thursday
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JUGEMテーマ:がん全般
2月28日(木)能代で手術と外来診療。
小友沼は冬の雪解け水を湛えている。
午後3時からは秋田大学病院長の南谷先生の最終講義
外来をしばらく休みにして拝聴する
同級生の南谷君。
秋田に一緒にきて40数年。
自分と南谷君の学生時代の写真が出てきた。
思わずタイムスリップ。
4月から学長になる南谷君。
これからもよろしくね。H
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災害時のがん治療 #秋田魁新報 聴診記2024.01.27 Saturday
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JUGEMテーマ:がん全般
1月27日(土)秋田魁新報「聴診記」に投稿。
災害時におけるがん治療の心構えを書いてみました。
以下本文。
元日に石川県能登地方で大きな地震がありました。被害の報道に心を痛めています。本県でも昨年7月に記録的大雨が降り、被災された方も少なくありませんでした。いつ起こるか分からない自然災害に対して、皆さんは非常食や水、携帯電話の予備バッテリーなどを準備しているでしょうか。
今回は病気やがんの治療中に災害が発生したらどうしたら良いか考えてみましょう。
災害時は通院している医療機関で治療を受けられるかどうか分かりません。まずは普段から、自分の病名や受けている治療の情報を記録しておくことが大切です。
どのような薬を飲んでいるかはお薬手帳で確認できますが、抗がん剤などの点滴治療は別に記録しておく必要があります。医療機関から渡されるがん治療の冊子などに、薬剤の名前や前回の治療日を記載してください。スマートフォンで記録を撮影しておく方法もあります。内服薬などは数日分多めに処方してもらい、予備を自宅に置いておくと良いでしょう。
災害が起きると治療のスケジュールがずれる可能性があります。胃がん、肺がん、大腸がん、乳がんなどは1〜2週間ほど遅れても病状は大きく進行しません。ただし、白血病など血液に関するがんは治療を継続する必要があります。延期してもよい治療なのか、日程を厳密に守らないといけない治療なのかは、医師と相談しておいてください。
避難所で集団生活する場合はマスクの着用、手洗い、体温の測定など感染症予防を心がけましょう。避難先の保健師や医療班に「がん治療を受けている」と伝えると、衛生面での配慮が受けられます。
断水などで水が不足している場合もあります。うがいは一度に多くの水を口に含んで吐き出すより、少量の水を含んで吐き出すことを繰り返す方が効果的です。歯磨きは歯ブラシを少量の水でぬらして磨き、歯ブラシがないときはタオルやティッシュペーパーで歯の表面をふくだけでも有効です。
抗がん剤治療を受けていて白血球が少なくなっている患者さんは、特に感染症に注意が必要です。38度以上の発熱がある場合は、主治医から処方されている抗生剤などを指示通りに内服してください。
それでも▽発熱が続く▽手術の創部や中心静脈カテーテルなどの挿入部位、皮膚が化膿している▽下痢や嘔吐が続く▽血尿が出る▽ひどい頭痛や意識があいまいになる―などの症状がある場合は、速やかに救急要請してください。
災害はいつ起こるか分かりませんが、備えは今日からできます。まずは身の回りのことから行ってみてください。
(はしづめ・たかひろ はしづめクリニック院長、秋田市)
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今年最後の手術2023.12.28 Thursday
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JUGEMテーマ:がん全般
12月28日(木)クリニックは本日より休診。
この日は今年最後の手術は能代で。
通勤途中の角助沼。よく見ると湖面がうっすら凍っている。
今朝は氷点下だったよう。
午前10時から手術無事に終わった。
患者さんは、独居なので年末年始は病院がよいとのこと。
なるほど最もな理由なのだ。
午後は外来診療と患者さんご家族への病状説明。
診療が終わるともう真っ暗。
今年も能代でく働いた。
年末年始の天気が気になって仕方がない。(12月29日記)
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研究会は対面or Web2023.12.12 Tuesday
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JUGEMテーマ:日常
12月12日午後7時から化学療法の勉強会。
友人が来秋するので楽しみにしていたが案内状はweb開催。
当日PCの前に座り講演を拝聴する。
質疑応答の時間になり、講演会場の参加者から質問がでた。
あれ、聴講はwebだけではないの?
web聴講にする理由は何だったのだろう。
感染対策?
研究会の内容がよかったのにな。H
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11月25日秋田魁新報「聴診記」2023.11.25 Saturday
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JUGEMテーマ:がん全般
11月15日「AYA世代のがんについて」国立がん研究センターがん情報センターから発表されました。
要約を投稿してみました。以下本文
AYA世代のがん/女性は男性の3倍超
今月15日、国立がん研究センターが2018〜19年の小児AYA世代のがん登録集計結果を発表しました。AYA世代は「Adolescent&Young Adult(思春期・若年成人)」の頭文字をとったもので、15〜40歳未満を指します。
AYA世代のがんは、小児で罹患するケースが多い白血病などのがんと、成人で罹患するケースが多いがんの両方があります。今回の集計は、全国のがん診療連携拠点病院や小児がん拠点病院、地域のがん医療を担う施設で登録されたデータを基にしました。
AYA世代は、全登録数のうち各施設で初回治療を担った5万8062人を対象に集計。男性が1万3346人、女性は4万4716人でした。疾患別では脳・脊髄腫瘍、白血病、リンパ腫などがそれぞれ3〜5%、がんが37・8%を占めました。
がんの内訳は女性1万7004人、男性4922人。女性が男性の3・5倍という点が特徴です。これは乳がんや子宮がんといった女性の特有のがんが、若い世代から発症しているのが一因です。
本県の場合、18年のがん登録で子宮がんは20代から発症して30代前半がピークとなっています。乳がんは30代から増加し始め、50代前半がピークです。これは全国と同じ傾向です。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種が小学6年〜高校1年相当の女子(一部自治体では男子も含む)を対象に行われています。ワクチン接種で死亡率が減ることが科学的に証明されており、検診と併せて接種の普及が望まれます。
乳がんの死亡率減少が認められている検診は、40歳以上が対象のマンモグラフィー検診のみです。AYA世代の乳がんを早期に見つけるには、「ブレスト・アウェアネス」という乳房を意識する生活習慣を身に付け、しこりなどの異常を感じたら専門の医療機関を受診することが大切です。
AYA世代はこれからの社会を支える大事な世代です。学業、仕事や結婚、育児など人生において重要なイベントが控えています。若くしてがんになっても、適切な治療を受けて社会生活を営めるように、社会全体で考えなければならない課題だと思います。
(はしづめ・たかひろ はしづめクリニック院長、秋田市)
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11月19日(日)女性薬剤師会で講演2023.11.19 Sunday
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JUGEMテーマ:がん全般
第43回日本病院女性薬剤師会東北ブロック大会秋田大会が
11月19日ホテルメトロポリタンで開催されました。
午後1時20分から講演「乳がんが増えているのはなぜ?」
乳がんの統計や遺伝子変異など最近の話題を1時間ほどお話してきました。
19日の朝NHK総合でDearにっぽんで登山仲間のミキティが登場。
ちゃっかり橋爪も一瞬登場しました。(中央奥)
忙しい日曜日でした。H
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11月18日(土)コロナワクチン接種2023.11.18 Saturday
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JUGEMテーマ:社会問題
11月18日(土)診療終了後に秋田西武にて
新型コロナワクチン集団接種に派遣されました。
今回で何回目の派遣だろうか。
日赤の研修医1年生2名と3チームで240名を担当。
隣のブースから研修医のはきはきした問診が聞こえてくる。
将来の秋田県を担う医師に期待する。
受診者も複数回の接種に慣れてきた様子。
知り合いも受診してきた。
午後5時をすぎると出足が鈍ってくる。
数名のキャンセルがあるという。
それなら自分の7回目の接種を研修医君にお願いした。
少し緊張しながら「痛くないですか」
午後6時過ぎには終了。
次のお仕事に向かうことに。(11月19日記)
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TV収録終了「健康なんだかんだ」2023.11.15 Wednesday
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JUGEMテーマ:がん全般
11月15日AKT「健康なんだかんだ」の収録が終わりました。
今年のテーマは、「がんの最新治療」
橋爪がMCを担当するのは「肺がん」
放送は12月5日(火)14時20分〜50分
「禁煙・検診・薬物治療」などを専門医に解説してもらいました。
内科は秋田厚生医療センター福井伸先生
外科は大曲厚生医療センター中川拓先生
中央の加藤未来(みく)アナは今回で最後の出演とのこと。
花束の贈呈を行いました。
放送をお楽しみに。H
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